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「レーサーレプリカ×サーキット」という「スリルと高揚のスタイル」 |
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場所は福島県にあるエビスサーキット。
去る2009年7月30日(木)「ピットロード板坂走行会」が開催された。
ショップによるサーキットでの合同走行会というスタイル。
こういったイベントはクルマ、バイクショップ問わずいろいろな形で開催されていることと思うが、
今回紹介するのはバイクショップ数店舗のお客さんを募っての「バイク」でのサーキット走行会だ。
取材を快諾してくれたのは、横浜市でレーサーレプリカの中古車を主に取り扱っているバイクショップ
「飯田輪業」さん。今回のイベントにはショップとして参加している。
毎月精力的にイベントを開催しているという同店だが、
いつもショップに足を運ぶお客さん7人を募っての参加。下は19才から上は40才まで。
世代、生活環境を超えた「バイクが好き」というキーワードで結ばれた参加メンバーだ。
中でも驚いたのはタイトル写真でも掲載させていただいた最年少19才のHさん。
「バリバリマシン」という雑誌をご存じの方も多いかもしれないが、彼の出で立ちはまさしく、
その雑誌から出てきたようなスタイル。一瞬目を疑ったが、それは自分たちが通り過ぎてきた
80年代〜90年代そのもののスタイルだったのだ。
聞けば、深夜に各方面に「攻め」に行くことも多いとか・・・
今年40才を迎えた筆者だが、何か身震いするような熱いものが込み上げた。
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イベントに参加したプライベートマシン。普段街で乗っている愛車をそのままサーキットに持ち込んだり、
サーキット専用に所有しているバイクを持ち込んだりとそのスタイルは様々。
スズキのRGVガンマが3台と多いが、「性能的にも、価格的にも今一番信用度が高いのがこのガンマ」
とショップ代表の飯田氏。
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車載してきた各自のバイクを、協力して下ろしていく。
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走行は完全フリー。午後と午前で自分のペースでサーキットを走行できる。
ドリフトのイベントも開催される同サーキット。コースに残るタイヤのスリップパターンがそれを物語る。
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出走前に各自マシンを入念にチェック。各自ナンバープレートを外し、ライト類にガムテープを貼っていく。
ブレーキキャリパーの増し締めなども必要だ。
街中はもちろん、サーキットの走行においても自分ひとりの事故が多くの人を巻き込むこともある。
ショップで代表の右腕を務めるMさんの目も真剣だ。
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取材用に用意していただいた「ホンダ VT」を駆るショップ代表の飯田氏。
赤いツナギとバイク。「ヒーロー戦隊物の主人公」とオーバーラップして見えるのは筆者だけだろうか?
素直にカッコイイと思った。
VTと言えばやはりモリワキのフォーサイトマフラーがよく似合う。
どこからでも吹けあがるフラットなエンジン特性、驚くほど「よく走る」マシンだ。
ちなみに筆者は10週でリタイヤしたことを報告しておく。
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この日、かなり熱い走りを披露してくれたのは、20年ぶりにガレージで眠っていたガンマを復活させ、
サーキットにのぞんだ輸出製造業経営をする36才のO氏。
とても20年近くのブランクがあるとは思えないアグレッシブな走りに驚く。
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ホンダのNSRを駆るシステム系の会社に勤務される24才のSさん、
途中でヘルメットに装着した「尻尾」が外れるアクシデントも。
後続車が「小動物」と見間違えたとの情報も。
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Vガンマはサーキット専用としてこの日持ち込んだ。
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第1コーナーを抜けてからの下りは、思いきりアクセルを開けていける「スイートゾーン」だ。
甲高いエキゾーストノートが響き渡る。
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昼食のバーベキューを食べながら楽しむこんな和やかなシーンも。
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最後はショップメンバーだけの10週のレースを行った。あくまで遊び感覚。
フリー走行の中でのちょっとした競争の要素。「最高に楽しい」時間だったようだ。
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今回サーキットを初めて走行した筆者だが、普段の生活ではまず味わうことのできないような
「非現実的」な世界と「アドレナリン」がドロっと出るような快感を体験できた。
「思いっきりアクセルを開けられる」ことはこんなにも気持ちの良いものだとは。
そして、バイクに乗ることで得られる「楽しさ」を若い層も続けて「楽しんでいる」という事実。
これは本当にうれしい驚きだった。
「サーキットに走りに行く」というのはなかなか気軽に出来ることではないが、
こういったショップとのつながりを通して、自然に参加出来る。楽しめる。
そんな「非日常空間」への「入口」は案外みなさんの近くのお店にもあるのかもしれない。
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